書籍

2015年12月18日

古処山登山口駐車場にて

昨日は古処山は雪景色で登山口に2台の車が駐車していました。今日は雪が溶けたみたいですが、1台停まっていました。

登山者を横目に仕事、仕事です。稼がなければ(嫁に尻を叩かれる)。



(12/23追記)

12月20日は下の駐車場に15台、林道駐車場に10台くらいとのことで、30人位の古処山登山者がいました。

今年8月の台風の倒木は撤去されたようです。

http://blogs.yahoo.co.jp/oosimayamazakura91/13360344.html

駐車場前の水路にはギンナンの実が落ちたものが集まっています。種子が出ている物があり、匂いもなく収穫しました。(ハシゴ要)

oosimayamazakura2 at 23:08|Permalink

2015年08月31日

本の紹介20150831

動物群系統樹のことを調べていたら、次の本に出会いました。

「図解入門 最新地球史がよくわかる本 [第2版]」(川上紳一、東條文治 著,2009)

karaokeguruiさんのブログ記事です。
http://blogs.yahoo.co.jp/karaokegurui/45409397.html

秀和システム出版社さんの記事紹介です。わたしもこんなに紹介していいのかいと思いました。

https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=OCD-aI8oIacC&dq=%E6%9C%80%E6%96%B0%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%8F%B2%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC&printsec=frontcover&source=web&ots=PkfiuoHI-o&sig=h7A2rFwb5Y2h_DxDN2YJ6oWXH8U&sa=X&oi=book_result&ct=result#v=onepage&q=%E6%9C%80%E6%96%B0%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%8F%B2%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC&f=false


生物学も10年単位で変わるのですね。

カラオケ狂いさんと同じように地球史入門の決定版としてお勧めしたいと思います。まだ、買っていないけれど・・・。この本を読んで勉強しましょう。

oosimayamazakura2 at 11:46|Permalink

2015年08月29日

本の紹介

土屋健著、「エディアカラ紀・カンブリア紀の生物」という本が2013年12月に技術評論社から出版されています。

イメージ 1

カンブリア紀(約4億8500万年前~約5億4100万年前の約5600万年間)の以前にエディアカラ紀《2004年設定》(約5億4100万年前~約6億3500万年前の約9400万年間)がある。

エディアカラ生物群はカンブリア紀の生物群に比べて地味で、その形状に面白みが少ない。


グールドが著した「ワンダフルワールド」(1989年)は1993年に日本語訳で刊行された。

その後約20年間の研究の発展状況を書いています。
著者は元NEWTONの記者編集者で、今はオフィスジオパレオント代表です。サイエンスライターです。
監修に群馬県立自然史博物館が携わっています。


色んな形の生物が沢山出てきて、何かしらのイメージが得られるかもしれません。


バージェス頁岩の歴史

・1886年 リチャード・マッコネル オギコブシス頁岩層をスティーブン山中で発見
・1907年 ウォルコット スティーブン山へ登る
・1909年 ウォルコット マッレラ発見
・1910年 ウォルコット バージェス頁岩発見

・1930年 パーシー・レイモンド 新採掘場発見
・1960年代 カナダ地質調査所 地質図再作成始まる
・1966、1967年 ウィッティントン 調査と発掘
        (ケンブリッジプロジェクト)

・1975年~ ロイヤル・オンタリオ博物館 発掘調査

バージェス頁岩からは、135属、184種の化石が見つかっています。これはほとんど同属のものが少ないことを意味し、1属1種のものが多く、多様性があることになります。

100光年のダイアリーのDittyさんが’コリンズの怪物’について詳しく調べられています。
http://d.hatena.ne.jp/Ditty/20131010/1381380727


蒲郡市生命の海科学館では、舒さんの講演をアップしています。ここは以前からカンブリア紀の生物に興味がありました。
http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/honorarydirector-lecture03.html

講演から抜粋しました。

「動物界は3つの大きなグループ、即ち、基礎となる二胚葉動物群と、旧口動物群、新口動物群から成り立っています。バージェス動物群からは、旧口動物群に属する各動物門が全て出現しています。しかし新口動物群の化石は保存状態が不完全で、初期の動物系統樹全体を描き出すことは困難でした。又、バージェス動物群はカンブリア紀中期に当たり、カンブリア爆発のスタート地点から少々時間が経っていますので、爆発当時の詳細を解明することができません。そこで澄江動物群に期待が寄せられたわけです。

 旧口動物と新口動物の基本的な区別は個体発生初期に口と肛門が逆転する事にあります。これにより新口動物は新陳代謝の革命を起こし、捕食、呼吸の効率を大幅に引き上げる事ができました。分子生物学的には、旧口動物と新口動物の形態の違いを制御しているのは、「ホメオティック遺伝子群=ホックスジーンクラスター」です。ホックスジーンとは動物の体節構造を決定する遺伝子です。脊椎動物のホックスジーンクラスターは無脊椎動物とは異なり、無脊椎動物1本に対して4本あります。この差異が脊椎動物の進化を導きました。」


oosimayamazakura2 at 11:56|Permalink

2015年03月27日

黄砂の正体

図書館から三上正男著「ここまでわかった黄砂の正体」という本を借りました。

3月から5月は黄砂で空が良く霞みます。要旨をかいつまんで、



1.風食深度は数mになること

2.直径70μm~500μmの砂粒子が漂うことは英語でサルテーションと言います。

サルテーションボンバードメントという作用=衝突で数μの粒子が作られ、それがサスペンション粒子となり遠方まで漂う。

3.タクラマカン砂漠の砂砂漠では残された砂粒子があり、飛砂量は少ない。一方、ゴビ砂漠では80~100ミクロンの粒子が多く、飛砂量が大きい。

4.地球を周回する。海へ鉄分補給となり、植物プランクトンの肥料となっている。

5.7月から黄砂の衛星画像がカラーになり、何処で発生したかが分かります。


風塵害に対して中国では、草方格という方法で浸食を防いでいる。日本人が手伝いに行って、樹方格という方式を編み出した。

oosimayamazakura2 at 15:36|Permalink