2019年11月

2019年11月29日

キブサスイセン咲く

今年初めてのキブサスイセンが咲きだしました。

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3つの花弁の先が尖っています。種によってはトゲになるものもあるでしょう。キブサスイセンかもしれません。葉の大きさを調べましょう。

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葉の大きさからキブサスイセンです。
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oosimayamazakura2 at 08:56|PermalinkComments(0)花関係 

2019年11月25日

宇美町の絶滅危惧種ⅠA類 コキンバイザサ

ⅠA類には、キスゲ、コキンバイザサ、(トラノオスズカケ)が、あります。


キスゲは四王寺山にあるようです。まだ見たことはありません。

コキンバイザサは今年の10月に初めて見ました。


トラノオスズカケは、幻の植物です。


コキンバイザサについて、以下に記載します。

明るい草原でやや湿地気味の所に咲きます。福岡県では、平尾台・久山町・筑後地方・古処山などに分布します。

作業道の上に咲いていました。タネが残っていたのでしょう。明るい草原が生育環境みたいです。

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oosimayamazakura2 at 20:32|PermalinkComments(0)花関係 

この花(蕾)何でしょう?

去年ご近所さんからいただき、冬越してようやく蕾がでました。どんな花か分かりません。

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対生の葉。小さな鋸歯。赤い葉柄。ビロードの葉。
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対生の葉柄。
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托葉は跡のみ。
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四角い茎です。筋が入っています。
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蕾の下に赤い何かが出てきました。12月4日。
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oosimayamazakura2 at 15:54|PermalinkComments(0)花関係 

2019年11月24日

葉の構造

福原先生のHPで、葉の構造を調べました。


葉は、葉身・葉柄・托葉・葉鞘の4つに分類される。


葉鞘ってシースと呼ぶとピンときます。タマネギとかタケノコの皮です。


托葉は小さくて気にしません。落ちてない場合もあるようです。


托葉の意味(どういう働きをするのかなど)は、分かりません。



根生葉を調べていたら、こんなところに辿り着きました。


oosimayamazakura2 at 11:42|PermalinkComments(0)植物コラム 

2019年11月23日

津波跡発見のニュース

20191123日に未知の南海トラフ地震は発見されました、というニュースがありました。

未知の南海トラフ地震 7世紀と9世紀の津波跡 静岡県で発見


ハザードラボのニュースです。

https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/2/32065.html

 


露頭で発見されたのは、

7世紀末と9世紀末で、1112世紀、15世紀後半~17世紀初期の4階です。

684年 南海地震

887年 南海(仁和)地震

1096年 永長地震

1498年 明応地震

が想定されます。南海地震は、100200年周期です。直近の1946年からはまだでしょうか?


この露頭の一部は保存して、見学できるようにしてもらいたいものです。



oosimayamazakura2 at 22:27|PermalinkComments(0)地学関係 

元和から令和へ 益富城は今・・・

 元和(げんな)は1615年から1624年までの年号です。1615年に徳川幕府により一国一城令が発せられました。

これにより筑前六端城のひとつ、嘉麻市の益富城も廃城となりました。400年経っています。益富城は、筑前六端城の一つ
で後藤又兵衛、その後 母里太兵衛の居城でした。


麻底良城もその一つですが、マテラあるいはマテイラとはなんとも不思議な響きです。いつか行ってみたいものです。

さて、川崎町の雪舟の魚楽園を見に行った帰りに益富城へ寄ってみました。

案内板と城郭遺構が程よく残っており、素晴らしい城郭址でした。

矢立という言葉を初めて知りました。

 

タクジローさんのお城めぐりです。詳しいです。

http://castle.slowstandard.com/46kyusyu/47fukuoka/post_1352.html

 

城郭放浪記さんの記事。

http://www.hb.pei.jp/shiro/chikuzen/masutomi-jyo/

しろ之介いでぽさんの平成18年の記事です。

http://www.shironoki.com/100fukuoka-no-shiro/119masutomi/masutomi0.htm


益富城二の丸。記念撮影。
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矢立。

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説明文。
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看板。
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もやで景色悪し。古処山~馬見山風景。
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地質屋の端くれとしては、別曲輪の盛土が砂質土系で、反対側の切土面には泥岩が露出していました。二の丸への登りで砂岩が露出していました。






















oosimayamazakura2 at 21:14|PermalinkComments(0)

2019年11月22日

雨滴散布植物の例

雨滴散布する植物は、林床に生育するのでなく、開けた立地に生育する(中西、長大) 。


ネコノメソウ類では、ありふれた現象です。ブログでよく取り上げられています。

雨滴散布植物の種の一例をあげます。

チャルメルソウ・ミズタビラコ・ヒメレンゲ・ハルリンドウ・サギゴケ・トキワハゼ・イヌノフグリなど


スミレはどうなのでしょう? 自動散布、アリ散布でした。

ヒゴスミレが種子をいっぱい持って袋が開いた状態を長く保っていたので、どうかなと思った次第。

スミレの果実は種子が成熟すると、果皮が3つに裂開します。
果皮が乾燥すると収縮し、その力で種子を弾き飛ばします。



oosimayamazakura2 at 15:21|PermalinkComments(0)植物コラム 

冬鳥のエサの好み

長崎大名誉教授の中西弘樹先生が冬鳥(ツグミの例)のエサ、木の実から好みを調べていらっしゃいました。m2当たりの落下した糞から数とか木の種類を調べています。


時期によって黒い実から赤い実へと好みが移り変わる。黒い実には脂肪分が豊富で、次第に少なくなるとのこと。厳しい冬を乗り越えるのに、脂肪分が必要なんでしょう。


1月初旬  クスノキの黒い実を食べる


1月末   トウネズミモチの黒っぽい実


3月初め  ナンキンハゼ 白色の実


3月末   クロガネモチ 赤い実


暖温帯 黒い実   亜寒帯  赤い実  が、多い。


中西先生は、広島市植物公園で12月1日に「種子はどのように広がるか」で講演されます。

「種子の不思議展」は12月24日まで。

種子の広がりにはいろんな方法があります。その中の一つの方法を次に述べます。
















oosimayamazakura2 at 15:06|PermalinkComments(0)植物コラム 

2019年11月20日

ブナの南限地はどこ?

ものの本によると、鹿児島県高隈山とある。果たしてそうなのか?

 

その前に、ブナの生態についてみてみよう。

 

・ブナの種類は世界で12種。日本ではブナとイヌブナの2種。

・風媒花で、花粉をたくさん放出し、化石に残る。

・豊作・不作を繰り返す。57年置き?

 

・葉の特徴  1)側脈 約10

       2)縁は波形

       3)側脈の先端が凹部に至る

       4)葉は卵型で先が尖る。北海道産が九州産の3倍ほど大きい。

 

・成長特性  ササや低木の被陰で成長し、40年生頃から大きく成長する

・根の特性  浅根性。根の深さは何cmと調べた例は見当たらない。

       林業でいう浅根性とは、1m位を言う。

       成長に伴い、他の木を殺す成分を出すという説があるが本当?

 

・寿命    200500年程度

・樹高    1622m。場合によって30m以上

 

・生息標高  北海道  50600

        本州 6001600

        九州 北部 700m~

           南部 1000m~

        四国 石鎚山(1781m) 16501400

        九州 祖母山(1758m) 16001200

           白髪岳(1417m)  -~1300m

           高隈山(1237m)  -~1100m

           稲尾岳(950m) 白骨樹林あり

 

・暖かさ指数 WI8545(落葉広葉樹林帯)

・分布の阻害要因 九州・四国の場合

         冬季降水量SRW494mm

         暖かさ指数 WI89.6℃・月

 

○日本のブナ林は独特の林分を示す。ブナ優先種からなる林分である。

 

○地球温暖化で分布域が狭まってきて、九州・四国ではそのうち(数十年後?)滅亡するかもしれない。

 

 

結論

 

 大隅半島の国見岳・黒尊岳・甫与志岳・稲尾岳・木場岳は900m級の山々がそびえているが、ブナ林は形成していない。稲尾岳では白骨林化したブナ林がある。ギャップに幼樹があるかも?単生木あり?

 

 これらの山地内には数本のブナがあるかとは思いますが、現地で実際に確かめていません。



oosimayamazakura2 at 22:35|PermalinkComments(0)植物コラム 

2019年11月09日

装飾古墳 世界ふしぎ発見!を見て

装飾古墳 チブサン古墳が出ていました。


去年kawakatuさんが大大発見をした記事を思い出しました。

http://kodaisihakasekawakatu.blog.jp/archives/16239382.html


結論は、水銀、天然辰砂の造形によるものでした。

kawakatuさんの大発見を広めなければなりません。




oosimayamazakura2 at 22:09|PermalinkComments(0)地域の歴史ほか 

グレートネーチャーカナディアンロッキーを見て

NHK BSプレミアムで、今日の夜、19:30~21:00まで放送がありました。

『体感グレートネーチャー 南北1500キロ縦断の旅 カナディアンロッキー』


・マリーン湖は幅1km、長さ22kmの氷河湖で岩粉(ロック・フラワー・Rock Flour)がターコイスブルー(緑青)の綺麗な神秘的な色を示す。赤色を吸収するためそうなった。

・スティーブン山の5億年の化石産地で、バージェス シェイル(Burgess Shale)とガイドが言っていた。そこから基地のフィールドの街が見えていた。

・消える湖、メディスン湖は地下に空洞があり、そのに冬季水が吸い込まれるとのこと。12時間で12km離れた場所に湧出するとのこと。

・氷河の下でポットホールを形成し、ために天井が落盤し、深い渓谷を作った。

再放送があるようです。


2000年に行った時のブログ記事です。
https://livedoor.blogcms.jp/blog/oosimayamazakura2/article/edit?id=451729





oosimayamazakura2 at 21:36|PermalinkComments(0)海外旅行 

2019年11月02日

デジカメマイクロSDからのデータ移し

スマホのSDが認識しません。アダプターでパソコンに移し替えようと思います。

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ダメでした。次の手を考えましょう。



サポートセンターに電話しても繋がりません。どうしましょう。


oosimayamazakura2 at 20:29|PermalinkComments(0)