2018年12月
2018年12月30日
耐寒性の弱い植物の避難
26日に油断してすこし風邪を引いてしまいました。
暖冬傾向と言いつつ、ここ福岡地方では28日から1週間くらい気温 0℃~7℃の日が続きます。
簡易温室や温室内保温設備がないので、玄関に鉢を取り込んでいます。一昨日から灯油ストーブを炊きました。
-5℃までOK・・・アボカド
5℃以上が必要なもの・・・シンビジウム・ブルーウィング・プレクトランサスモナラベンダー
0℃以上・・・ペチュニア挿し芽。成体は戸外放置。
サンゴバナは不明というか、個別事情で異なるようです。10℃以下で室内管理がいいとか地植えで何年も咲いているとか。
イチゴはロゼッタ状で超すのでOK
玄関内は勿論雪は積もりませんし、凍結もしません。気温は0℃かそれ以下になることもあるでしょう。
シナモンバジルは室内に取り込んでいますが、枯れても種子を採っているのでOK。
日本版・植物耐寒性地帯地図(アボック社?)というのがあるみたいです。その地域の指数を調べて、植物の農水省耐寒気温?と比べると良いらしいです。
2018年12月22日
照度と植物
セリバオウレンの成長には3,500ルクスの照度がいいとありました。
照度の関係を調べました。
光源:太陽光(昼) 単位:ルスクℓx
快晴 120,000~100,000
晴天 100,000~50,000
曇天 50,000~10,000
雨天 20,000~5,000
光源:蛍光灯 単位:ルスクℓx
JISの照度基準があります。
事務室・会議室 300~600
食堂・廊下 200以下
階段・喫茶店 100以下
照度と植物の生育 の関係です。
http://www.green-site.com/manual/a20.htm
温室栽培では、最低生育照度が200~1000ルクスで、20,000~25,000で育成。
セリバオウレンには、薄暗がりでもいいようです。
カラスがねぐらに帰るのは、5ルクス程度で、1ルクス以下では眠ってしまうとのことです。
カラス大好き「カラスブログ」さんの記事です。すごい薀蓄です。何か見習おう。
https://carasblog.net/20180617.php
照度の関係を調べました。
光源:太陽光(昼) 単位:ルスクℓx
快晴 120,000~100,000
晴天 100,000~50,000
曇天 50,000~10,000
雨天 20,000~5,000
光源:蛍光灯 単位:ルスクℓx
JISの照度基準があります。
事務室・会議室 300~600
食堂・廊下 200以下
階段・喫茶店 100以下
照度と植物の生育 の関係です。
http://www.green-site.com/manual/a20.htm
温室栽培では、最低生育照度が200~1000ルクスで、20,000~25,000で育成。
セリバオウレンには、薄暗がりでもいいようです。
カラスがねぐらに帰るのは、5ルクス程度で、1ルクス以下では眠ってしまうとのことです。
カラス大好き「カラスブログ」さんの記事です。すごい薀蓄です。何か見習おう。
https://carasblog.net/20180617.php
ブーゲンビリア・ワスレナグサ・ケイトウ他庭の花
お正月まであと10日を切りました。あったかいです。10月中旬頃の気温とか。
27日頃から寒くなるようです。その前の暖冬に咲く花達です。
オキザリス・レグネリー。昔の記事がありました。3年前の記事です。義兄の家に咲いているのを頂きました。雑草扱いです。
https://blogs.yahoo.co.jp/oyz87/36994453.html
https://blogs.yahoo.co.jp/oyz87/36994453.html
ワスレナグサ。
ブーゲンビリア。
ムシトリナデシコ。
ランタナ。
ムラサキカタバミ。
不明。Kah-ka-F-Garden様よりミセバヤと教えていただきました。ありがとうございます。後半に葉の状況を追加します。
ケイトウ。
サルビア。
チェリーセージ。
ペチュニア。
ペチュニア。
サザンカやワビスケは略。
葉は対生で、大きい葉です。輪生でなく、葉の周辺はピンク色になっていません。
シーボルトさんのエッチュウミセバヤと思いましたが、どうも違うようです。栽培品種なのでしょうか?
シーボルトさんのエッチュウミセバヤと思いましたが、どうも違うようです。栽培品種なのでしょうか?
葉が黄色に枯れています。
新芽が出てきています。
セリバオウレンその2 ヒムカオウレンって?
ヒムカ?orヒュウガ?オウレンでしょうか。オウレンを調べていたら九州にもオウレン属の自生地がありました。平成26年から宮崎県の指定希少野生動植物(ⅠA類(CR-r))、環境庁の絶滅危惧種に指定されました。
原産地では1000株あったものが、10株程度までに激減したとか。盗掘のためです。
<オウレン属のまとめ>
セリバオウレンは、キンポウゲ科で有毒です。
一日の王さんは言います。九州のセリバオウレンは逸出植物で、九州に自生する植物ではありません。
英彦山、宝満山、四王寺山、天拝山公園、籾山神社、佐賀林業試験場、佐賀三瀬村、多良岳、久連子の里、鹿児島県横川町など産地があります。また、くじゅう花公園や福地山麓はな公園にもあります。10か所以上になりましたが、まだ他にもあることでしょう。
あれんこれんさんの今年(平成18年)の3月のブログです。大分県籾山神社?
https://blogs.yahoo.co.jp/wacyoke201/58015735.html
『森の妖精』、『春の妖精』、『白い妖精』として呼ばれ、山野草ファンに人気がありますが、絶滅危惧種も多いので、採取してはいけません。
自然の林の中に咲いている状態の適地は何処でしょう? 英彦山と宝満山かもしれません。どちらも訪れたことはありません。
苦味健胃薬として胃腸薬に配合され、下痢止めとしている。ベルベルリンが主成分。薬としての根茎は15年くらいかかる。
福井・鳥取・新潟・石川・兵庫・高知県および中国(四川・湖北・陜西・雲南省)などで栽培。
基原植物のオウレンCoptis japonica は、この変種のセリバオウレンC. japonica var. dissecta、及びキクバオウレンC. japonica var. japonicaを含んでいる。
C. chinensis は中国で黄連、味連、川連と呼ばれ、四川・湖北・陜西省で栽培されている。
C. deltoidea は三角葉黄連、雅連と呼ばれ四川省で栽培されている。
C. teeta は雲南黄連、雲連と呼ばれ、雲南省・西蔵自治区に野生している。
C. omeiensis (峨眉野連)、C. quinquesecta は基原植物として用いられない。
オウレンはキンポウゲ科オウレン属の多年草。オウレン屬(Coptis)の日本産は7種で、そのうち6種1変種が固有種です。
北海道西南部、本州、四国などの山林の下に自生し、葉形によりキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンと3つに区別され、いずれも薬用として利用されています。
オウレンの薬用の歴史は古く、平安時代の927年に編さんされた「延喜式」に、近江・信濃・越前・加賀・能登・佐渡・丹波等の諸国からオウレンを朝廷に貢進したと記述されています。江戸時代には栽培が盛んになり生産地の名前をとって、越前オウレン、加賀オウレン等の名前で取引されていました。オウレンの品種分布は、丹波・越前地域はセリバオウレン、加賀地域はセリバオウレンとキクバオウレンが混在、佐渡地域はキクバオウレンとなっていました。7年~10年以上栽培し、収穫するようです。
九州で観察できるのは、
ヒュウガオウレン 宮崎県、鹿児島県 Coptis minamitaniana
属名の Coptis はギリシャ語語の「coptein(切る)」からきている。分裂した葉を表すものと思われる。
種小名の minamitaniana は「南谷忠志さんの」という意味。葉形と花形が異なる。
キクバオウレン 熊本県八代市泉村(逸出植物?)
セリバオウレン 佐賀、福岡県(逸出植物?栽培植物?)
オオゴカヨウオウレン 屋久島に自生
本州や四国には
キクバ、セリバの他に オウレン、ミツバオウレン、バイカオウレン、ミツババイカオウレン、ウスギオウレン(花が薄黄色)やコセリバオウレンなどがある。
オウレン属の花は特徴ある白色の五弁花で、中心に多数の蕊をつけるので、鑑別は容易。ただし、花弁に見えるのは萼片で、花弁は小さく一見、蕊にみえる。それぞれの「何々オウレン」の和名が花や葉の形状を表現している。
〇コセリバオウレンは根生葉が3回3出複葉で、小葉はさらに深く羽状に切り込み、本州(東北南部~近畿)、四国の太平洋側に分布する。
〇キクバオウレンは混生葉は1回3出複葉、小葉はあり、北海道(西南部)と本州(中国以北)の日本海側に分布する。
〇セリバオウレンの根生葉は2回3出複葉、小葉は羽裂し、本州と四国に分布する。
〇ウスギオウレンは淡黄色の花をつけ、混生葉は2~4回3出複葉で、本州中部(太平洋側)に分布する。八ヶ岳ではミツバオウレンと同所的に生育する。
次の4分類群は根生葉が掌状に5裂する。
〇ヒュウガオウレンは花弁の舷部が倒卵形で宮崎県に分布する。
匍匐茎を出さないことがバイカオウレンとの違い。
〇バイカオウレンは花弁の舷部がさじ形で、本州(東北南部~中国)に分布する。
〇変種のシコクバイカオウレンは花弁の舷部が浅いコップ状となり、四国に分布する。
〇オオゴカヨウオウレンは屋久島に分布し、花弁の舷部は円形となる。
5種のオウレン属の区別を分かりやすく図示・説明しています。いがりまさし さんのブログです。
オウレンの仲間 (plantsindex.com)
原産地では1000株あったものが、10株程度までに激減したとか。盗掘のためです。
<オウレン属のまとめ>
セリバオウレンは、キンポウゲ科で有毒です。
一日の王さんは言います。九州のセリバオウレンは逸出植物で、九州に自生する植物ではありません。
英彦山、宝満山、四王寺山、天拝山公園、籾山神社、佐賀林業試験場、佐賀三瀬村、多良岳、久連子の里、鹿児島県横川町など産地があります。また、くじゅう花公園や福地山麓はな公園にもあります。10か所以上になりましたが、まだ他にもあることでしょう。
あれんこれんさんの今年(平成18年)の3月のブログです。大分県籾山神社?
https://blogs.yahoo.co.jp/wacyoke201/58015735.html
『森の妖精』、『春の妖精』、『白い妖精』として呼ばれ、山野草ファンに人気がありますが、絶滅危惧種も多いので、採取してはいけません。
自然の林の中に咲いている状態の適地は何処でしょう? 英彦山と宝満山かもしれません。どちらも訪れたことはありません。
苦味健胃薬として胃腸薬に配合され、下痢止めとしている。ベルベルリンが主成分。薬としての根茎は15年くらいかかる。
福井・鳥取・新潟・石川・兵庫・高知県および中国(四川・湖北・陜西・雲南省)などで栽培。
基原植物のオウレンCoptis japonica は、この変種のセリバオウレンC. japonica var. dissecta、及びキクバオウレンC. japonica var. japonicaを含んでいる。
C. chinensis は中国で黄連、味連、川連と呼ばれ、四川・湖北・陜西省で栽培されている。
C. deltoidea は三角葉黄連、雅連と呼ばれ四川省で栽培されている。
C. teeta は雲南黄連、雲連と呼ばれ、雲南省・西蔵自治区に野生している。
C. omeiensis (峨眉野連)、C. quinquesecta は基原植物として用いられない。
オウレンはキンポウゲ科オウレン属の多年草。オウレン屬(Coptis)の日本産は7種で、そのうち6種1変種が固有種です。
北海道西南部、本州、四国などの山林の下に自生し、葉形によりキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンと3つに区別され、いずれも薬用として利用されています。
オウレンの薬用の歴史は古く、平安時代の927年に編さんされた「延喜式」に、近江・信濃・越前・加賀・能登・佐渡・丹波等の諸国からオウレンを朝廷に貢進したと記述されています。江戸時代には栽培が盛んになり生産地の名前をとって、越前オウレン、加賀オウレン等の名前で取引されていました。オウレンの品種分布は、丹波・越前地域はセリバオウレン、加賀地域はセリバオウレンとキクバオウレンが混在、佐渡地域はキクバオウレンとなっていました。7年~10年以上栽培し、収穫するようです。
九州で観察できるのは、
ヒュウガオウレン 宮崎県、鹿児島県 Coptis minamitaniana
属名の Coptis はギリシャ語語の「coptein(切る)」からきている。分裂した葉を表すものと思われる。
種小名の minamitaniana は「南谷忠志さんの」という意味。葉形と花形が異なる。
キクバオウレン 熊本県八代市泉村(逸出植物?)
セリバオウレン 佐賀、福岡県(逸出植物?栽培植物?)
オオゴカヨウオウレン 屋久島に自生
本州や四国には
キクバ、セリバの他に オウレン、ミツバオウレン、バイカオウレン、ミツババイカオウレン、ウスギオウレン(花が薄黄色)やコセリバオウレンなどがある。
オウレン属の花は特徴ある白色の五弁花で、中心に多数の蕊をつけるので、鑑別は容易。ただし、花弁に見えるのは萼片で、花弁は小さく一見、蕊にみえる。それぞれの「何々オウレン」の和名が花や葉の形状を表現している。
〇コセリバオウレンは根生葉が3回3出複葉で、小葉はさらに深く羽状に切り込み、本州(東北南部~近畿)、四国の太平洋側に分布する。
〇キクバオウレンは混生葉は1回3出複葉、小葉はあり、北海道(西南部)と本州(中国以北)の日本海側に分布する。
〇セリバオウレンの根生葉は2回3出複葉、小葉は羽裂し、本州と四国に分布する。
〇ウスギオウレンは淡黄色の花をつけ、混生葉は2~4回3出複葉で、本州中部(太平洋側)に分布する。八ヶ岳ではミツバオウレンと同所的に生育する。
次の4分類群は根生葉が掌状に5裂する。
〇ヒュウガオウレンは花弁の舷部が倒卵形で宮崎県に分布する。
匍匐茎を出さないことがバイカオウレンとの違い。
〇バイカオウレンは花弁の舷部がさじ形で、本州(東北南部~中国)に分布する。
〇変種のシコクバイカオウレンは花弁の舷部が浅いコップ状となり、四国に分布する。
〇オオゴカヨウオウレンは屋久島に分布し、花弁の舷部は円形となる。
5種のオウレン属の区別を分かりやすく図示・説明しています。いがりまさし さんのブログです。
オウレンの仲間 (plantsindex.com)
2018年12月19日
セリバオウレン
四王寺のセリバオウレンです。数年前年末に咲いていたので、暖冬と言われる今年はどうかなと思い、行ってきました。
現地は盗掘もなく、少し増えているようでした。日当たりが良くなるように少し竹を切りました。成長には3,500ルックス程度の照度が最適ということのようです。
産地状況。
伐採前。
伐採御。
伐採後。
状況。
セリバオウレン葉の状況。花芽はまだ地上に出ていません。
キッコウハグマと共演。
正月過ぎてからの方がいいようです。
S.TAROuさんの12月22日の記事です。やはり咲いていました。ただ、場所が違うようです。この場所は四王寺山の南側斜面にあるようです。
http://tarohazuki.blog65.fc2.com/blog-entry-540.html
http://tarohazuki.blog65.fc2.com/blog-entry-540.html
2018年12月16日
千本桂
桧原山登山口の入り口に千本桂の看板がありました。県指定天然記念物で700m先にあります。桧原山に登る前にウォーミングで行ってみました。
あと500m標柱。
あと240m。
あと75m。なぜか数字が中途半端です。
あと20mくらいから全景を写します。
ズーム。
真下から。
かつら。樹形は株立ち状。
標高540m、幹回り10mとなっています。宇賀神とは邪神の化身で、天台宗の教学にあるとか。また宇賀弁財天の合一神があるとか。
根元状況。
かつらの生えている位置。流心からやや離れている。
帰りに写しました。道状況。あと100m位の道は狭い。
あと200m位の道状況。
小さな渓流から先の道は広い。
かつらは雌雄異株で、落葉は甘い香りがするとのこと。
冷温帯の渓流沿いに生える。
かつらの日本一は山形県最上町権現山の大かつらです。推定樹齢600年、樹高38m、幹回り20mとなっています。
佐賀市三瀬の大かつらは、樹齢1000年と推定され、根回りは20mもあり、「ひこばえ」が25本も群生し、かつらの木で全国第2位の巨木ともいわれている。根回りであって幹回りではない。
日本の巨木ベストテン
環境省の「巨樹・巨木林データベース」の調査方法は、地上から130cmの高さで、計測しています。
巨木一位 蒲生の大クス 幹周り24.22m
蒲生八幡神社/鹿児島県姶良市
巨木2位 来宮神社の大楠 幹周り23.90m
来宮神社/静岡県熱海市
巨木3位 北金ヶ沢のイチョウ 幹周り22.00m
青森県深浦町
巨木4位 川古のクス 幹周り21.00m
佐賀県武雄市
巨木4位(同数値) 本庄の大クス 幹周り21.00m
福岡県築城町
6位 武雄の大クス(佐賀県武雄市) 幹周り20.00m
6位 衣掛の森/クスノキ(福岡県宇美町) 幹周り20.00m
8位 柞原八幡宮の大クス(大分県大分市) 幹周り18.50m
9位 隠家の森/クスノキ(福岡県朝倉町) 幹周り18.00m
10位 志布志の大クス(鹿児島県志布志町) 幹周り17.10m
10位 大谷のクス(高知県須崎市) 幹周り17.10m
九州に11本中8本があります。せめて近場には行ってみましょう。
10本がクスノキです。
かつらの木の大きさを見るために調べてみました。飯塚市の大かつらは見たことがありましたが、佐賀市三瀬下合瀬の大かつらは知りませんでした。
山形県権現山の大かつらはランクアップされていません。樹高120cmと130cmで大きさが極端に違ったのでしょうか。
巨木一位 蒲生の大クス 幹周り24.22m
蒲生八幡神社/鹿児島県姶良市
巨木2位 来宮神社の大楠 幹周り23.90m
来宮神社/静岡県熱海市
巨木3位 北金ヶ沢のイチョウ 幹周り22.00m
青森県深浦町
巨木4位 川古のクス 幹周り21.00m
佐賀県武雄市
巨木4位(同数値) 本庄の大クス 幹周り21.00m
福岡県築城町
6位 武雄の大クス(佐賀県武雄市) 幹周り20.00m
6位 衣掛の森/クスノキ(福岡県宇美町) 幹周り20.00m
8位 柞原八幡宮の大クス(大分県大分市) 幹周り18.50m
9位 隠家の森/クスノキ(福岡県朝倉町) 幹周り18.00m
10位 志布志の大クス(鹿児島県志布志町) 幹周り17.10m
10位 大谷のクス(高知県須崎市) 幹周り17.10m
九州に11本中8本があります。せめて近場には行ってみましょう。
10本がクスノキです。
かつらの木の大きさを見るために調べてみました。飯塚市の大かつらは見たことがありましたが、佐賀市三瀬下合瀬の大かつらは知りませんでした。
山形県権現山の大かつらはランクアップされていません。樹高120cmと130cmで大きさが極端に違ったのでしょうか。
2018年12月13日
合瀬耳納トンネル開通しました
2018年12月8日(土曜日)に合瀬耳納トンネル開通式が行われました。県知事、両市長、議員さんなどがお祝いしました。一般の人は駐車場が狭いため参加できなかったようです。
仕事で翌々日の10日(月曜日)に通ってみました。
うきは市側トンネル入り口。調音の滝の銘板でしょうか?
星野村川トンネル入り口。石垣の銘板?
トンネルが出来たことによって、旧道4.6kmが2.6kmに短縮され、所要時間20分が7分になりました。
1996年に事業促進期成会が結成され、2007年に県が採択。2014年7月起工式を行い、想定より地盤が弱く、工期が2年ほど延びたとのこと。貫通は2016年10月で、、2年後に開通式を迎えた。
旧道は何回か通っていますが、冬場は通りたくない道でした。八女市に出る(50分くらい)よりもうきは市に出る(20~30分)方が時間が早いです。病気の時は一刻を争うので地元の方は助かるでしょう。
観光にも良い結果が出るでしょう。今までは八女経由でしたが、杷木インターで降り、うきは経由となるでしょう。
景行天皇の時、的邑(いくはのむら)と呼ばれたようです。
星野村は昔、久留米藩領で、明治時代になってから、久留米県→三潴(みずま)県→福岡県となっています。
1878年に生葉郡が発足し、浮羽一体の村と星野村は生葉郡でした。18年後の1896年に分割・統合で八女郡になった。
’いくは’と’うきは’は似ています。
星野支所方向へ降りていくとすぐに展望所があります。
石積み棚田の看板。
2012年(平成24年)7月の北部九州豪雨による被災状況。
現在。
ヒガンバナの季節は観光客が一杯。
場所が変わって、池の山公園から黒木町霊岩寺方面の林道黒木星野線は、アスファルト舗装道です。
途中で穿石峠がありました。'うがいし'と呼びます。'うがついし'から来ているのでしょうか?
入口の道。立派です。そのうち行ってみましょう。
途中から雲仙岳が遠くに見えていました。
2018年12月12日
津波は高台へ逃げよう
南海トラフ地震の確率は、2018年1月から30年以内に南海トラフ地震が発生する確率は、「最大80%」になるとのことです。
2018年12月11日の中央防災会議で、南海トラフ巨大地震に関し、M8級の地震が起きる「半割れケース」の場合、災害が及んでいない残り半分の沿岸住民にも政府が一斉避難を一週間程度呼びかけるとした報告書をまとめた。そうです。
これは半割れの場合であって、全割れの場合は該当しないことになります。
前回昭和の場合、半割れでしたが、次はどっちになるかは、わかりません。
大災害に対して空振りも覚悟しておきなさいということです。でも、避難訓練をしたと思えば安いものです。そう思いましょう。
さて、日本は有史以来困難に立ち上がってきました。ある地域が全滅しても他の地域から移住して繁栄してきました。
しかし、原発の場合その地域の人間が無くなり、原発を止めることができなければ、全世界の人に迷惑をかけることになります。時の政府の人が責任を追えるのでしょうか?
疑問です。もとに戻るのに百年?(もっとそれ以上かも)は無理でしょう。あるいは地球が滅びるかもしれない。そうでないことをただただ祈るばかりです。
(まっそこまで生きていないだろうからあとは宜しく!)
2018年12月11日の中央防災会議で、南海トラフ巨大地震に関し、M8級の地震が起きる「半割れケース」の場合、災害が及んでいない残り半分の沿岸住民にも政府が一斉避難を一週間程度呼びかけるとした報告書をまとめた。そうです。
これは半割れの場合であって、全割れの場合は該当しないことになります。
前回昭和の場合、半割れでしたが、次はどっちになるかは、わかりません。
大災害に対して空振りも覚悟しておきなさいということです。でも、避難訓練をしたと思えば安いものです。そう思いましょう。
さて、日本は有史以来困難に立ち上がってきました。ある地域が全滅しても他の地域から移住して繁栄してきました。
しかし、原発の場合その地域の人間が無くなり、原発を止めることができなければ、全世界の人に迷惑をかけることになります。時の政府の人が責任を追えるのでしょうか?
疑問です。もとに戻るのに百年?(もっとそれ以上かも)は無理でしょう。あるいは地球が滅びるかもしれない。そうでないことをただただ祈るばかりです。
(まっそこまで生きていないだろうからあとは宜しく!)
2018年12月09日
高山彦九郎を調べました
熊本・鹿児島の県境にある矢筈岳の山頂岩に高山彦九郎の歌碑がありました。
生まれは何処だろう、人となりはどうだろう。勤皇派で、京都三条大橋の東詰めに御所に望拝する二代目の像が立っています。地元では待ち合わせの’土下座の像’と言っているらしい。
さて、群馬県太田市の出身でした。
太田市立高山彦九郎記念館のホームページから。
高山彦九郎は上野国新田郡細谷村(現群馬県太田市細谷町)で生まれた、江戸時代中頃
の勤王思想家で、幕末の勤王の志士たちに大きな影響を与え、明治維新を導いた人物です。
の勤王思想家で、幕末の勤王の志士たちに大きな影響を与え、明治維新を導いた人物です。
生涯を旅に過ごし、京都・江戸・郷里を拠点に全国各地を遊歴、公家・武士(大名・家老・諸藩士など)・学者(国学者・儒学者・蘭学者など)・文化人(画家・歌人・俳人など)・剣術家・神官・商人・農民など様々な階層の人々と交流、その様子を地域の歴史・地誌・習俗・民情などとともに克明な日記に記録しています。
第2次世界大戦以前は彦九郎の一側面が強調され、小学校の教科書にも載っていましたが、現在では、一部の高校日本史教科書に取り上げられているだけで、多くの人から忘れられてしまっています。
彦九郎は時代によって人物評価が著しく変わりましたが、太田市では平成5年(1993)の高山彦九郎没後200年記念事業実施を契機として、その人物像を現代的に再評価する機運が高まり、平成8年(1996)5月に太田市の施設として高山彦九郎記念館が開館しました。そして、平成9年(1997)5月には記念館を会場に彦九郎生誕250年記念事業が開催されています。
「草も木もなびかさんとや 梓弓 矢筈が岳に登る楽しさ
寛政3年3月4日」
寛政3年3月4日」
幕末の旅の思想家と評される高山彦九郎は、1792(寛政3)年長崎から熊本
を経て薩摩に入り、3月4日に出水市側から矢筈岳に登ったという。
その時に詠んだ歌を出水市郷土研究会が顕彰して山頂の自然石に刻んだ。
薩摩入るのに矢筈岳越えの間道を抜けることにしたが、その間道、草や木が生い
茂っていて、歩くのがやっと、急な坂道で倒れそうになり、草や木をつかむと、
まるで弓を張ったように弾くようだったそうです。でも薩摩藩に入国できると
思えば思うほど、この険しい山道も楽しいものだ・・・と、その時の心境を詠ん
だ歌碑が建てられた。
私の説は、草も木も薩摩になびくのにどうしてこの私がなびかずにいられようか。
矢筈岳を登る楽しさは、道を分け入る難儀に比べて大きい。
矢筈岳は、かつて旧暦3月4日が祭日で、出水市からと水俣側からの参詣登山者
で賑わい、山頂には店が数軒立ったそうである。その日は、「薩摩女に肥後男」
などといい、若い男女の出会いの場でもあったという。
幕府に追われた彦九郎は薩摩に入ろうとして、この地まで来たのだろう。
しかし薩摩入りを果たせず、結局久留米で自刃している。
しかし薩摩入りを果たせず、結局久留米で自刃している。
2018年12月08日
枕崎火の神公園
幼稚園時代に枕崎に住んでいたことがありました。懐かしく思い、立神岩が近くで見える火の神公園に立ち寄りました
戦艦大和の殉難鎮魂之碑。平成7年造。沈没50周年を祈念して。
平和祈念展望台の女神像。背後から。200km離れた地点に撃沈した。
慰霊碑の一つ。歌碑だったかな?
大和の軌跡図。屋久島の西だったのか。’ひすとりびあ’さんから拝借しました。感謝します。
下山岳の隣の岩戸山でしょうか。
JOGMECの岩戸鉱山(金)の資料です。露天掘りしてます。低品位で見過ごしていた岩の中に高品位のものが含まれるとあります。10年経った今どうなっているでしょう。
http://mric.jogmec.go.jp/kouenkai_index/2009/briefing_090730_5.pdf
http://mric.jogmec.go.jp/kouenkai_index/2009/briefing_090730_5.pdf
山口大学工学部学術資料展示館の岩戸鉱山(金銀鉱床)の記事です。
「鹿児島県岩戸鉱山は枕崎市別府に位置する鉱山で、枕崎市東方約3kmにある塊状含金珪化岩鉱床である。鉱体は内側から外側に向け、強珪化帯→弱珪化帯→粘土化帯→プロピライト帯→未変質母岩と累帯構造がみられる(JOGMEC, 2009)。 金銀鉱物はこれらの岩石中鉱染状あるいは網目状に含まれており、露天掘りで鉱石を採掘している。このような鉱床を付近の赤石鉱山および春日鉱山を含めて“南薩型金鉱床”と呼ばれている。岩戸鉱山の鉱床生成年代は4.4~4.7Maとされている(井沢他、1984)。 」
公園案内図。
立神岩と夕日。
映画のロケ地でした。見たことないけど。
山幸彦の別名、火の神
立神岩。
薩摩硫黄島。円錐形が美しい。
銘板。建築士会造。
拡大。三島村(竹島・硫黄島・黒島)
岩戸観光ホテルからの夕日。
屋久島は年に4,5回しか望めないとのこと。
渡辺先生ほか(1992)の短文です。
火山フロントの東進です。へ~そうだったのか。フロント上に時代が違って、春日鉱山・岩戸鉱山など、新しく菱刈鉱山と金鉱床ができています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosocabst/1992/0/1992_409/_article/-char/ja/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosocabst/1992/0/1992_409/_article/-char/ja/
2018年12月02日
出水のツル初めて見ました
熊本鹿児島の県境にある矢筈岳へ行くついでに、クレインセンターを初めて訪れました。
来鳥数は1万3千羽程度(11月17日計測)で、翌日の12月2日の計測では、1万4千羽と増えていました。
最大1万7千羽で例年1万5千羽程度だそうです。
第四回計測は、ナベツル13,696羽、マナズル574羽、クロズル10羽、カナダズル4羽、ナベクロツル2羽(雑種)の14,286羽でした。
望遠か双眼鏡がないと遠くに見えてはっきりと分かりませんでした。
展示館。
館内資料から。
ガラス越しに。エサをA区域には午前6時頃に巻くので集まるとのこと。B区域には午前7時頃まくので散らばるとのこと。Bから飛び立ってAに帰る時、朝日を受けてインスタ映えするとのこと。あっ、明日は計測の日だから車進入禁止でそれは出来ない。
香港からのお客さんが二日連続で見物に行くとのことで、明日は8時以降でないと無理と申しました。ツルは夜水田の水を張った中で一本足で眠るとのこと。外敵予防のため。
香港からのお客さんが二日連続で見物に行くとのことで、明日は8時以降でないと無理と申しました。ツルは夜水田の水を張った中で一本足で眠るとのこと。外敵予防のため。
B区域のツル達。
ダイサギ?
サギの仲間も多い。カラスも2種類渡来している。ミヤマガラスとコクマルガラス。
冬鳥の楽園です。
(12月4日 追記)
ツルの平成30年度の計測数は、
11/17 12,634羽
12/2 14,286羽
過去最高は、平成28年1月10日の17,005羽です。